【富士山並み】世界一標高が高い首都 ラパス

中南米

ボリビアと聞いて皆さんが最初にイメージするものはなんでしょうか。

ほとんどの人がウユニ塩湖を想像すると思いますが、首都であるラパスもウユニ塩湖に負けないぐらいの魅力を持った都市です。

今回はウユニ塩湖に行くなら必ず通過することになるボリビアの首都ラパスについて紹介していきます。

ラパスってどんな場所?

タイトルに書いてある通り、ラパスは世界一標高の高い首都です。

標高は約3600mあり、日本が誇る富士山(3776m)と同等の高さです!

人口は100万人を超え、そのうちの半分以上を先住民(インディヘナ)が占めており、南米で最も先住民の人口が多い都市でもあります。

また、街全体はすり鉢状の形になっていて標高差はなんと400mもあります。

経済的にゆとりのあり富裕層は底辺部に住み、上層部に行けばいくほど貧困層の人達が多くなっています。

首都と書きましたが、実は憲法上の首都はスクレと呼ばれる都市です。しかし行政や立法があるので、ラパスが事実上の首都とされているようです。

ラパスは治安が悪い!?

やはり南米となると、治安はどうなのかと気になる人は多いと思います。

結論から言うと、エリアと時間によるということです。

筆者の僕は2020年の2月頃にラパスを訪れているのですが、事前にネットで治安について調べていると強盗や窃盗が多発しており、治安が悪いと書いてあるのを多く目にしました。

実際邦人の被害報告もあるので治安が悪くないとは言い切れないですが、少なくとも昼間に人が多いエリア、例えば旧市街や新市街などの観光スポットは危険を感じることはないと思います。

また2020年に行った際、昼夜問わず大勢の警察官が巡回してるのも目にしました。

  • 夜に出歩かない(21時以降)
  • 人通りの少ない道を歩かない
  • 街中で携帯や財布を出さない
  • 街中で声を掛けられてもついて行かない

上記の4つを守っていれば犯罪に遭う確率はかなり低いと思っていいでしょう。

※治安が悪いと言われる都市でも安全なエリアはありますし、逆に治安が良いとされる国でも全く犯罪が起きないわけではありません。悪い部分は必ずあるので対策は必要です。

〜ケチャップ強盗とは〜
南米を旅したことがある人なら1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
知らない人のために説明しておくと、ケチャップや何か液体をかけられ、「何かついてるよ」と親切そうな人が話しかけてきて、驚いて拭いてもらってる間に鞄を盗られると言う、古典的な強盗です。
ボリビア以外だと、アルゼンチンのブエノスアイレスでも被害が報告されています。

おすすめの観光スポット

僕がお勧めするラパスの観光スポットをいくつか紹介します。

ムリリョ広場

ムリリョ広場はラパスの中心部に位置しています。

ここはかつてボリビアの独立戦争で活躍した英雄ムリリョが処刑された場所で、広場の中央には銅像が立っています。現在では、市民や観光客の憩いの場となっており、とても歴史を感じられる場所です。

広場の近くには大統領官邸や特徴的なデザインの国会議事堂などがあり、見所はたくさんあります。

魔女通り

ラパスでボリビアのお土産を買いたい人に是非行ってもらいたいのがこの魔女通りという場所です。

正式にはリナレス通りと呼ばれるこの通りですが、ボリビアの伝統的な民芸品はもちろんのこと、リャマやアルパカのミイラ、干したカエルなど一風変わった物も売られています。

なぜ魔女通りと呼ばれているかというと、ラパスの一部の地域ではいまだに昔からの民族儀式が行われており、これらの奇妙な剥製はその儀式で使用されるからだそうです。

日本食レストラン ”けんちゃん”

観光スポットではないですが、ボリビアで日本食が恋しくなったら行って欲しいお店がけんちゃんと呼ばれる日本食レストランです。

個人的にですが、ボリビアに限らず南米で行った日本食レストランの中で一番美味しいと感じたのがこのお店で、平日の昼間に行ったにも関わらず大勢の人で賑わっていたのを覚えています。

メニューも豊富でお酒を飲むこともでき、店内では90年台の音楽が流れていて雰囲気も抜群にいいです!

まとめ

ウユニ塩湖に行く際に経由される街として知られるこのボリビアの首都ラパスですが、スルーするのがもったいないくらいの魅力と歴史を感じられる街です。

行かれる際は、治安対策と高山病対策を万全にしてラパスという街を楽しんでもらいたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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